スピーカーの置き方を変えて再チェック
フルレンジが試聴位置を向いてないのがどうも気に入りません。
しかしAVラックの横のスペースがないので、このままでは角度を付けることは無理です。
そこで、ウーファーの下に赤レンガを敷いて、フルレンジだけでも角度を付けられるようにしてみました。
フローリング床の共振防止などでよく見かける方法ですが、この場合は高さを稼ぐ「足」としての役割です。
(この部屋の床は基礎コンクリにタイル直貼りなのでほぼ共振はしない)
10cm上げたことでウーファーBOXの天面の高さがAVラックの高さを超えました。
これでフルレンジを内向きに角度を付けられるようになりました。
ウーファーとフルレンジの間にはインシュレータを入れてます。
レンガを足したことでフルレンジの上にツイーターを置くと少し高すぎます。
とりあえず臨時でAVラックの上に置きました。
うまくバランスが取れるようならフルレンジBOX内に埋め込もうと思います。
試聴位置から見たらこのようになります。
フルレンジとツイーターが内側に向いています。
ギリギリでスクリーンが見えています。
こうなると完全に一人用です。
中央席から左右どちらかにズレるとスクリーンが隠れます。
もっとも、音も中央に照準を合わせていますから、はじめから一人用です。
音楽鑑賞も映画鑑賞も同じです。
ステレオだろうと9.1chだろうと結局のところベストポジションは1席だけです。
(部屋が大広間ならベストポジションが数席くらい作れるかも)
さて、セッティングを変えたのでスピーカーも再チェックです。
まずはツイーターの正面にマイクがくるようにして左右それぞれ測定しました。
今回もiPhoneアプリの「SPLnFFT」を使用。
※前回よりも大きめの音量でチェックしました。
フロント左

フロント右

左右のスピーカーを単体でチェックした場合、左は7KHz付近、右は7~9kHzあたりが落ち込んでいます。
これは前回のチェックでも見られたことです。
今回ツイーターとフルレンジの角度を合わせたのにもかかわらず、改善されませんでした。
全体的にはフラットに近づいていますが、この高域だけ上手くいってません。
マイクを視聴位置に変更して、ステレオで鳴らしてチェックしてみます。

120Hz付近の低域が大きめにでています。
高域は7KHz付近が少し落ちていますが、全体的にはバランス良くでています。
左右スピーカー単体で見たときよりも、こちらの方が上手くまとまっているように感じます。
次に低域と高域の限界をチェックしたいところですが、残念ながらこのアプリでは43Hzから22kHzまでの範囲しかチェック出来ません。
しかたないので低域は40Hzのサイン波で確認してしました。

このグラフでは分かりにくいです。
CSVファイルのデータで見ると43Hzのところが高いのが分かります。

高域は20kHzのサイン波でチェックしてみます。

こちらは20kHz付近が出ているのが一見して分かります。
CSVの数値データでも確認してみます。

数値で見ても19.9kHz~20kHzが大きくなっています。
ちなみにこの20kHzは私の耳では聴こえません。
20Kですでに聴こえないのですから、ハイレゾの定義である40kHz以上の音が本当に必要かどうか疑問に思えてきます。
たとえ可聴域を超える音が可聴域にも影響を及ぼすとしても20kHzあれば十分だというCDの定義も間違ってない気がします。
もちろんハイレゾは音域の広さだけじゃないので、ハイレゾそのものにケチを付けるわけではありません。
ハイレゾリマスターされた普通のCDもとてもいい音のソフトがありますから、最終的なフォーマットを気にしすぎるよりも実際の音を聞いて判断した方が良さそうです。
~ スピーカーチェックの感想 ~
今回のチェックで40Hz~20kHzの音が出せることは確認できました。
7khz付近の落ち込みがやや気になるところではありますが、まずまずの成績といえそうです。
実際に音楽を聴いてみると、そこそこバランスの良い鳴り方をしていると思います。
ウーファー追加の効果もあって、サブウーファーなしでも我慢できるくらいの低音になりました。
まだまだ改善の余地はありますが、今回のスピーカー工作は大失敗にならなずに済んだようです。
ステレオ再生時のFFTを見返してみると、7kHz付近が落ち込んでいるというより、その前後が大きく出ているのかもしれません。
ツイーターの設置位置を変えたり、クロスオーバー周波数を7.5kHzに戻したりして、少し様子をみたいと思います。
しかしAVラックの横のスペースがないので、このままでは角度を付けることは無理です。
そこで、ウーファーの下に赤レンガを敷いて、フルレンジだけでも角度を付けられるようにしてみました。
フローリング床の共振防止などでよく見かける方法ですが、この場合は高さを稼ぐ「足」としての役割です。
(この部屋の床は基礎コンクリにタイル直貼りなのでほぼ共振はしない)
10cm上げたことでウーファーBOXの天面の高さがAVラックの高さを超えました。
これでフルレンジを内向きに角度を付けられるようになりました。
ウーファーとフルレンジの間にはインシュレータを入れてます。
レンガを足したことでフルレンジの上にツイーターを置くと少し高すぎます。
とりあえず臨時でAVラックの上に置きました。
うまくバランスが取れるようならフルレンジBOX内に埋め込もうと思います。
試聴位置から見たらこのようになります。
フルレンジとツイーターが内側に向いています。
ギリギリでスクリーンが見えています。
こうなると完全に一人用です。
中央席から左右どちらかにズレるとスクリーンが隠れます。
もっとも、音も中央に照準を合わせていますから、はじめから一人用です。
音楽鑑賞も映画鑑賞も同じです。
ステレオだろうと9.1chだろうと結局のところベストポジションは1席だけです。
(部屋が大広間ならベストポジションが数席くらい作れるかも)
さて、セッティングを変えたのでスピーカーも再チェックです。
まずはツイーターの正面にマイクがくるようにして左右それぞれ測定しました。
今回もiPhoneアプリの「SPLnFFT」を使用。
※前回よりも大きめの音量でチェックしました。
フロント左

フロント右

左右のスピーカーを単体でチェックした場合、左は7KHz付近、右は7~9kHzあたりが落ち込んでいます。
これは前回のチェックでも見られたことです。
今回ツイーターとフルレンジの角度を合わせたのにもかかわらず、改善されませんでした。
全体的にはフラットに近づいていますが、この高域だけ上手くいってません。
マイクを視聴位置に変更して、ステレオで鳴らしてチェックしてみます。

120Hz付近の低域が大きめにでています。
高域は7KHz付近が少し落ちていますが、全体的にはバランス良くでています。
左右スピーカー単体で見たときよりも、こちらの方が上手くまとまっているように感じます。
次に低域と高域の限界をチェックしたいところですが、残念ながらこのアプリでは43Hzから22kHzまでの範囲しかチェック出来ません。
しかたないので低域は40Hzのサイン波で確認してしました。

このグラフでは分かりにくいです。
CSVファイルのデータで見ると43Hzのところが高いのが分かります。

高域は20kHzのサイン波でチェックしてみます。

こちらは20kHz付近が出ているのが一見して分かります。
CSVの数値データでも確認してみます。

数値で見ても19.9kHz~20kHzが大きくなっています。
ちなみにこの20kHzは私の耳では聴こえません。
20Kですでに聴こえないのですから、ハイレゾの定義である40kHz以上の音が本当に必要かどうか疑問に思えてきます。
たとえ可聴域を超える音が可聴域にも影響を及ぼすとしても20kHzあれば十分だというCDの定義も間違ってない気がします。
もちろんハイレゾは音域の広さだけじゃないので、ハイレゾそのものにケチを付けるわけではありません。
ハイレゾリマスターされた普通のCDもとてもいい音のソフトがありますから、最終的なフォーマットを気にしすぎるよりも実際の音を聞いて判断した方が良さそうです。
~ スピーカーチェックの感想 ~
今回のチェックで40Hz~20kHzの音が出せることは確認できました。
7khz付近の落ち込みがやや気になるところではありますが、まずまずの成績といえそうです。
実際に音楽を聴いてみると、そこそこバランスの良い鳴り方をしていると思います。
ウーファー追加の効果もあって、サブウーファーなしでも我慢できるくらいの低音になりました。
まだまだ改善の余地はありますが、今回のスピーカー工作は大失敗にならなずに済んだようです。
ステレオ再生時のFFTを見返してみると、7kHz付近が落ち込んでいるというより、その前後が大きく出ているのかもしれません。
ツイーターの設置位置を変えたり、クロスオーバー周波数を7.5kHzに戻したりして、少し様子をみたいと思います。
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