スピーカーを少し改造してバスレフ化

ここひと月ほど映画鑑賞の日々を過ごしてきました。
特に不満もありませんでしたが、たまに音楽を聴くと少し不満を感じるようになりました。
何となく音に厚みがありません。


仮の状態とはいえ、一度組み上がってしまうとなかなか次の作業に重い腰が上がりません。
ついそのまま放置してしまいました。

しかしまだまだ製作の途中です。
不満点を解消するべく、今回思い切って改造作業を実行しました。


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フロント2本・センタースピーカー 改造後



今年の4月にフロント側のスピーカー3台を作りました。
(厳密にはウーファーとフルレンジがセパレートなので5台)


こちらがその改造前の状態です。
上の写真と比べると違いがわかると思います。


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改造直前



フロント2本はスピーカーの下にレンガを敷いて微調整をし、ツイーターは専用ボックスに入れてAVラック上に置いて角度調節しています。


今回はフロントのフルレンジとセンターの3台を改造しました。

ウーファーに関しては手を付けていません。
現状で特に不満がないので、とりあえずそのままです。


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フロントにアドオン使用の密閉型ウーファー <今回は変更せず>



このウーファー追加による低音増強は成功だと思います。
映画鑑賞時もサブウーファー不要です。

試しにサブウーファーのスイッチを入れて比較しますが、差を感じられません。
中途半端な小型のサブウーファー(16cm×2本使用クラス)なら無くても大丈夫です。

お金に余裕ができたら部屋が振動するような強力なサブウーファーを導入したいと思います。



さて、今回不満があるのはフルレンジです。

おそらくユニットの特性で高音が強調されているのだと思いますが、中域というか一番深く響いてほしい帯域がスカスカの気がします。

そこにツイーターが追加されているので余計に高域ばかり耳につくようです。



紆余曲折があって密閉型のエンクロージャにしていますが、はやりこのテクニクスの16F10というユニットはバスレフで使って中低域を補う方が良さそうです。

これまでは下手な設計と精度の低い工作のせいでいまいち中低域が出せていませんでしたが、今回思い切ってバスレフ化しました。


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改造後のフロントスピーカー<フルレンジ+ツイーター>



改造は次の3つ

1.フルレンジユニットをバッフル前面取り付けに変更
2.ツイーターを同じBOX内に入れる
 (バッフル背面より取り付け)
3.バスレフのポートを開ける


これまでのサウンドチェックで、フルレンジよりもツイーターを若干後ろにすると良い結果が出ていました。
それに合わせるため、フルレンジを前面取り付けに変更し、背面取り付けのツイーターとの前後差を出しました。

バスレフのポートは直径2.5cmのポートを2個開けてあります。
(ポート長は板厚の12mm)
容積との兼ね合いで、計算上は55Hz付近が増強される予定です。

計算上では直径5cmの穴1つでも良いのですが、今後の改変の可能性を考慮して、小さいポートを2つ開けることにしました。

下書きの線を見ればわかりますが、将来的に16F10を2ユニットにする可能性を残しています。

ポート穴が下書き線よりも少し内側に変更されています。
これはドリルによる作業が内側からやりづらいので若干内側へ移動した為です。


黒に塗装した16F10が表に出てきたので、見た目もかなり良くなりました。
(もちろんエンクロージャも後で色を塗ります)

ツイーターも丁度いい高さに埋め込むことができました。

これでひとまずフルレンジは完成です。


センタースピーカーの改造に入ります。


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改造後のセンタースピーカー



センターはフルレンジ2本の密閉のままで、ツイーターだけ埋め込むことにしました。

ところが、最初は埋め込む予定にしていなかったので、フルレンジ2本の距離が近すぎてツイーターを入れるのに苦労しました。

やむなくツイーターを一部削って、ギリギリBOX内に収めています。
(実はあと1cmほど下に穴を開ければツイーターを削らなくても入った)

フロント同様にフルレンジユニットを前面取り付けにし、ツイーターを背面取り付けにしています。
もう少し上向きの角度を付けたいところですが、ラック内のスペースの都合上、これでギリギリです。


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スピーカー周辺がスッキリしました(後ろのネットワークはウーファー用)



今回の改造でツイーターがアドオンではなくなったので、スピーカー周りはスッキリしました。

ツイーターネットワークはエンクロージャーの背面パネルの内側に取り付けました。
背面パネルにはスピーカーターミナルを付けて、内部でフルレンジとツイーターを結線してあります。

バイワイヤー接続やチャンネルデバイダーを考慮したネットワークキャンセルなどはいつでも対応できるので、ひとまず全部つないでいます。


ウーファーネットワークとアンプからの配線を両方ともフルレンジのターミナルへ接続して取り付け完了です。

<写真を撮り忘れたので、また後日載せます>



今日は休みでしたので、午後4時から始めて5時間ほどで完了しました。

バッフルへの穴開け、ユニットの黒塗装、内部配線のハンダ作業、Yラグ取り付け、ターミナル取り付け、ネジの付け外しが大量に、、、
慣れている作業ですが、そこそこ時間がかかりました。


引き続き「音のチェック」をしたいところですが、さすがにもう夜です。
これはまた後日の投稿にします。



翌日かんたんにサウンドチェックしましたので、掲載しておきます。



改造前のフロント右スピーカーのFFTがこちら。

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今回のバスレフ改造後がこちら。

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見た目ではほとんど差がありません。
相変わらず7kHz付近が少し落ちていますが、全体的にはキレイなカーブを描いています。


最高域が18kHzから一気に落ちているのはなぜでしょう。
測定マイクの位置の誤差でしょうか。
あるいはバスレフポートをツイーター横に開けてしまった影響でしょうか。

後日再チェックしてみます。


~試聴した感想~


聴感上は明らかな改造の変化が感じられます。
中低音が増えたのか、高域が減ったのか分かりませんが、バランスは良くなりました。


もともと映画鑑賞に関しては不満はありませんでした。
音楽鑑賞で音が薄っぺらく感じたから改造を実施したわけです。

バスレフによる低域増強効果だけじゃなく、背圧が無くなったことでのユニットの挙動が良くなるという、W効果を期待していました。

ある程度期待通りの効果が出ているのだと思います。


ツイーターの高さもちょうど耳の高さに合うようになりました。
バスレフポートが耳の高さにあるというのも少し影響しているかもしれません。


簡単に試聴したところ、良くなったと感じましたが、プラシーボ効果もあります。
しばらく様子見したいと思います。















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