スピーカー改造後のチェック

スピーカーの改造を実施しました。
前回ブログの終わりにもサウンドチェックについて書きましたが、再チェックをしたので追記します。

比較のために現在のスピーカーを組み上げた最初の測定結果から順を追って見て行きます。


1.組み上げ直後のスピーカー

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<やや離れたテーブルの上にマイクを置いて測定>
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(ツイーターはフルレンジスピーカーの上に設置)

このときはまだフルレンジに角度が付けられなかったので、ツイーターだけ視聴位置へ向けていました。
フルレンジとツイーターの方向はバラバラですね。

この測定時のツイーターのクロスオーバーは-12db/oct 9kHzクロスです。
組み上がった最初は-12db/oct 7.5kHzクロスでしたが、その後調整して9kHzに変更しています。


アンプのボリュームが小さく、測定結果の音圧レベルが全体的に低いです。
(おそらく-30dbくらい、またマイク補正も入っていない)
それでもこのスピーカーの傾向は良く出ていると思います。



2.スピーカーの高さを変更して再チェック

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<ツイーター正面で測定>
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(ツイーターはフルレンジの横、AVラック上に設置)

スピーカーが視聴位置に向かないのが嫌だったので、ブロック足を置いて高さを変更した後です。
高さ変更に伴いツイーターをフルレンジの上から横に変更しています。

この測定以降はアンプは-25db、測定アプリのマイク補正は+5dbに統一しています。
またツイーターとフルレンジが同じ方向を向くようになりました。

ツイーターのネットワークなどはそのままです。




3.ツイーターネットワークを変更


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<ツイーター正面で測定>
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(ツイーターはフルレンジの横、AVラック上に設置)

ツイーターのクロスオーバーが高すぎるということで、ネットワークを変更したところです。
(9kHzクロスから6kHzクロスへ)

測定方法に関しては「2.」と同じです。



4.ツイーターを少し奥へ移動して調整

<ツイーター正面で測定>
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(ツイーターはフルレンジの横、AVラック上に設置)

ツイーターとフルレンジの面を変えることで位相のズレを補正しました。
それ以外は「3.」と同じです。



5.バスレフ改造&ツイーター埋め込み(前回ブログの状態)

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<フルレンジの手前約50cmで測定>
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(ツイーターはフルレンジのBOX内に埋め込み)

今回の改造により、ツイーターはフルレンジと同じBOX内に納まりました。
ツイーターとフルレンジの位相は「4.」と同じくらいだと思います。

またBOXをバスレフ化しました。
ポートがツイーターの横に空いています。



6.再測定
(今回の最新データ)

<ツイーター正面50cmで再測定>
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(ツイーターはフルレンジのBOX内に埋め込み)

スピーカー自体に関しては「5.」とまったく同じです。
測定のマイクポジションを変更しただけです。


7.再測定2

<フルレンジの中心部60cmで再測定>
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「6.」と同様、測定のマイクポジションの変更です。
「5.」の測定とほとんど変わらないのですが、測定値に少し違いが出ています。
(フルレンジの中心を正確に出したのと、距離を10cmほど離しただけ)

ほんの少しのマイク位置の違いが測定結果に影響しています。



8.再測定3

<ウーファーの手前30cmで測定>
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「6.」「7.」と同様、スピーカーそのものは一切手を付けず、マイクをウーファーの前に持ってきて測定しました。
高域成分がマイクに届いていないので、逆に見えてくる部分があると思います。



~感想~

このFFTの結果だけを鵜呑みにしても意味がないのですが、一応の感想を書いておきます。


まず、最初から一貫している通り、7kHzにディップ(音がいまいち出ていない)があります。
これはツイーターのクロスオーバーを変えても、バスレフにしても結果は同じです。

フルレンジユニット16F10の説明書のデータではこのようなディップは見られません。
ユニットの劣化ということも考えられますし、それ以前に塗装が悪影響しているとも考えられます。

しかし、一番最後のウーファーの正面で測定したデータと見比べると、気付くことがあります。
7kHz付近の音圧レベルはほとんど変わってないのです。

そう思って他のグラフを見比べてみても、たしかに7kHz付近の音圧レベルは同じくらいです。
逆に、設定や測定方法を変えるたびに、7kHzの前後の帯域の伸び方が変化しているのです。

この7kHzを挟んで前後の帯域の伸び具合をうまくコントロールすることで、全体的なバランスを取るのがいいのかもしれません。

高域が華やかなのがこのユニットの長所です。
これを殺すことなく、上手く全体の調和が取れるように、これからも調整を続けて行こうと思います。


最後に説明書に付属のデータを載せておきます。

目標は高く、そして果てしなく遠い。


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