スピーカーセレクター 自作 「その1」
先日のブログでも書きましたが、スピーカーセレクターを自作してみます。
部品は「アマゾンで買えるので便利だ」と書いたのですが、思わぬ誤算がありました。
ひとつはアマゾンから2日後には送られてきたのですが、それ以外の部品は中国から発送されまして、到着まで15日もかかりました。
※よく見ると(アマゾン配送の商品以外、お届けまで10-15日かかります) と書かれています。
同じショップで扱っているのにアマゾン配送と本社直送が混ざっているとは気付きませんでした。
昨日やっと到着したので、さっそく作業開始です。
【注意】
完成して音出しするまで、今回の商品が良いかどうかは不明です。
あくまでも自分の勘で注文しています。
これを真似して失敗しても責任は持てません。
必要な部品はそろいました。
1.ロータリースイッチ
2.スピーカーターミナル
3.スイッチのつまみ
これ以外に必要な物は、、、
・配線用のスピーカーケーブル
・ハンダ
・ターミナル取り付けネジ
・ケース
こんなところでしょうか。
このセレクターの主役はロータリースイッチです。
ロータリースイッチというものがどういう動きをするのか分からないと始まりません。
このロータリースイッチは「4極3投」といわれるものです。
「4P3T(4ポール・3スロー)」と表記されたりします。
4極・・・1度に切り替えられる回路が4つ
3投・・・3段階に切り替えられる
スピーカーの場合
Lチャンネルの「+」と「-」
Rチャンネルの「+」と「-」
合計4つの回路を一発に切り替えないといけないので、4極のスイッチが必要になります。
2台のスピーカーを切り替えるなら4極2投(4極双投)のスイッチでOKです。
ロータリースイッチに限らず、トグルスイッチもあります。
3台になると4極3投が必要になり、これはロータリースイッチが必要になります。
5台〜10台とかにも対応できるスイッチもあります。
まずは簡単な設計図を書いてみます。
上の設計図を見ると、だいたい理解できると思います。
真ん中の4本が入力です。
周囲の12本が出力で3本ずつに区分けされていて、それぞれが真ん中の入力とつながります。
(メーカーや品番によって微妙に異なるので、つながる端子をテスターで確認すること)
スイッチのつまみを「A」に合わせると真ん中の入力端子は外周の「A」にそれぞれつながります。
つまみを「B」に回すと、外周の「A」から隣の「B」へスイッチするという仕組みです。
同様につまみを「C」まで回すと端子も「C」に切り替わります。
そして4分割になっていますから、4つの回路を同時に切替えできます。
「Lチャンネルの+」「Lチャンネルの-」「Rチャンネルの+」「Rチャンネルの-」 という4回路を同時切替えです。
落ち着いて見るとそれほど難しい回路ではありません。
間違えないように配線するケーブルに印でも付けておけば良いと思います。
さて、この図面では便宜上「アンプ1台」→「スピーカー3台」と書いてありますが、逆にすれば「3台のアンプ」→「1台のスピーカー」ということも可能です。
さらに発展的に考えると、こういうことも可能です。
アンプ3台とスピーカー3台の切替器です。
2台のロータリースイッチを真ん中の4本の端子でお互いに接続しただけです。
なかなか良いですね。
期待が膨らみます。
さてさて、図面上は簡単なのですが、非常に重要な注意点があります。
先日のブログの最後で書きました、ロータリースイッチの「ショート」と「ノンショート」についてです。
アンプの切替えにつかうスイッチはショートしてはまずいのです。
大前提として、スピーカーをつなぎ替えるときは、アンプの電源をOFFにするのが鉄則です。
この場合は切替えのタイミングでスイッチ内部がショートしてても関係ありません。
しかし便宜上、スピーカーの聴き比べの時は、音をミュートするだけで済ますこともあります。
この場合はショートしては大問題です。
特にアンプ側は絶対につながってはダメです。
そこで今回購入したロータリースイッチをテスターで調べてみたのですが、はっきりとショートかノンショートかはわかりませんでした。
ガチャッ!と一気に切り替わるので、3接点が同時に触れているかどうかまで判別できません。
しかし、つながっていないと断定できない以上は「ショートしているかもしれない」と考えるべきです。
このままではダメです。
どうすれば良いか対策を考えます。
これはまた次回に・・・。
部品は「アマゾンで買えるので便利だ」と書いたのですが、思わぬ誤算がありました。
ひとつはアマゾンから2日後には送られてきたのですが、それ以外の部品は中国から発送されまして、到着まで15日もかかりました。
※よく見ると(アマゾン配送の商品以外、お届けまで10-15日かかります) と書かれています。
同じショップで扱っているのにアマゾン配送と本社直送が混ざっているとは気付きませんでした。
昨日やっと到着したので、さっそく作業開始です。
【注意】
完成して音出しするまで、今回の商品が良いかどうかは不明です。
あくまでも自分の勘で注文しています。
これを真似して失敗しても責任は持てません。
必要な部品はそろいました。
1.ロータリースイッチ
2.スピーカーターミナル
3.スイッチのつまみ
これ以外に必要な物は、、、
・配線用のスピーカーケーブル
・ハンダ
・ターミナル取り付けネジ
・ケース
こんなところでしょうか。
このセレクターの主役はロータリースイッチです。
ロータリースイッチというものがどういう動きをするのか分からないと始まりません。
このロータリースイッチは「4極3投」といわれるものです。
「4P3T(4ポール・3スロー)」と表記されたりします。
4極・・・1度に切り替えられる回路が4つ
3投・・・3段階に切り替えられる
スピーカーの場合
Lチャンネルの「+」と「-」
Rチャンネルの「+」と「-」
合計4つの回路を一発に切り替えないといけないので、4極のスイッチが必要になります。
2台のスピーカーを切り替えるなら4極2投(4極双投)のスイッチでOKです。
ロータリースイッチに限らず、トグルスイッチもあります。
3台になると4極3投が必要になり、これはロータリースイッチが必要になります。
5台〜10台とかにも対応できるスイッチもあります。
まずは簡単な設計図を書いてみます。
上の設計図を見ると、だいたい理解できると思います。
真ん中の4本が入力です。
周囲の12本が出力で3本ずつに区分けされていて、それぞれが真ん中の入力とつながります。
(メーカーや品番によって微妙に異なるので、つながる端子をテスターで確認すること)
スイッチのつまみを「A」に合わせると真ん中の入力端子は外周の「A」にそれぞれつながります。
つまみを「B」に回すと、外周の「A」から隣の「B」へスイッチするという仕組みです。
同様につまみを「C」まで回すと端子も「C」に切り替わります。
そして4分割になっていますから、4つの回路を同時に切替えできます。
「Lチャンネルの+」「Lチャンネルの-」「Rチャンネルの+」「Rチャンネルの-」 という4回路を同時切替えです。
落ち着いて見るとそれほど難しい回路ではありません。
間違えないように配線するケーブルに印でも付けておけば良いと思います。
さて、この図面では便宜上「アンプ1台」→「スピーカー3台」と書いてありますが、逆にすれば「3台のアンプ」→「1台のスピーカー」ということも可能です。
さらに発展的に考えると、こういうことも可能です。
アンプ3台とスピーカー3台の切替器です。
2台のロータリースイッチを真ん中の4本の端子でお互いに接続しただけです。
なかなか良いですね。
期待が膨らみます。
さてさて、図面上は簡単なのですが、非常に重要な注意点があります。
先日のブログの最後で書きました、ロータリースイッチの「ショート」と「ノンショート」についてです。
アンプの切替えにつかうスイッチはショートしてはまずいのです。
大前提として、スピーカーをつなぎ替えるときは、アンプの電源をOFFにするのが鉄則です。
この場合は切替えのタイミングでスイッチ内部がショートしてても関係ありません。
しかし便宜上、スピーカーの聴き比べの時は、音をミュートするだけで済ますこともあります。
この場合はショートしては大問題です。
特にアンプ側は絶対につながってはダメです。
そこで今回購入したロータリースイッチをテスターで調べてみたのですが、はっきりとショートかノンショートかはわかりませんでした。
ガチャッ!と一気に切り替わるので、3接点が同時に触れているかどうかまで判別できません。
しかし、つながっていないと断定できない以上は「ショートしているかもしれない」と考えるべきです。
このままではダメです。
どうすれば良いか対策を考えます。
これはまた次回に・・・。
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