ポタアン TEAC HA-P5 感想 追記修正
なかなか忙しくて細かく使い込めていませんが、とりあえずLINE OUTを試験的に録音したので掲載しておきます。

はっきり言って録音では差が分かりません。
録り方が悪いのかもしれません。
あしからず。

このようにMacBookProから音を出して比較です。
最終的にスピーカーを駆動するアンプは中華アンプLepy LP-2024A+です。
スピーカーはメインの自作スピーカーで試聴します。
(録音はTASCAM iM2とiPhone6Plus)
○実験その1 96kHz/24bitのハイレゾ音源
試聴1 ポタアン不使用
再生ソフト:VLC
アナログ(ヘッドホンアウト)からアンプへ

試聴2 ポタアン使用
再生ソフト:TEAC HR Player
USBからポタアンHA-P5へ
HA-P5のLINE OUTからアンプへ

試聴3 ポタアン使用
再生ソフト:TEAC HR Player
USBからポタアンHA-P5へ
HA-P5のヘッドホン端子からアンプへ

※試聴3はおまけです。
HA-P5はLINE OUTが付いてますから、通常はそこから外部アンプをつなぎます。
しかしヘッドホンOUTとはどう違うのか知りたかったので、試してみました。
LINE OUTはHA-P5のボリュームを通らないのでかなりの音量があります。
ヘッドホンOUTの方はボリュームを通ってますので、大きめにしないと音が小さいです。
ボリュームを上げてやればLINE OUTと同じように外部アンプから音が出せます。
ボリュームを何度も通るので音質劣化すると考えるなら、あまり良くないかもしれませんが、個人的には気にならないと思います。
逆はダメですよ。
LINE OUTにイヤホンつないだら大音量で耳を痛めます。
※LINE OUTは3極ですがヘッドホンOUTは4極なんですよね。
まぁこの辺はおいおい比較試聴することにします。
○実験その2 44.1kHz/16bitのCD音源で試す。
試聴1 ポタアン不使用
アナログ(ヘッドホンアウト)からアンプへ

試聴2 ポタアン使用
HA-P5のLINE OUTからアンプへ

試聴3 ポタアン使用(イレギュラー)
HA-P5のヘッドホン端子からアンプへ

※何度も申しますが、この録音ではまったく差が分かりません。
そのうち別の録音方法を考えます。
〜部屋で直に聴いた感想〜
直感としてポタアンが入った方が聴きやすいです。
単純にSN比が良くなるという感じでしょうか。
具体的にどの曲のどの音がどう変わったとかじゃなくて、ずっと気分良く聴いていられるという感じです。
しかしイヤホンほどの差は感じません。
結局は最終出力を担っているアンプの音になるのかもしれません。
今回の場合、LP-2024A+の性能ということでしょう。
このHA-P5はヘッドホンアンプですから、ヘッドホン(イヤホン)に関してはDACからアンプまでこれ一台で完結してます。
ですからイヤホンの場合はHA-P5有無の差が出やすいのでしょう。
前回ブログでiPhone付属のイヤホンでもポタアンの有無は感じられると書きました。

Mac miniとHA-P5それぞれにiPhoneイヤホンを差して聴き比べ
低音がほとんど出ないiPhoneイヤホンでも差が分かるのですが、別のイヤホンだともっと差が出ました。
コレです。
パナソニック RP-HJE150
(一番上の写真のイヤホンもコレです)
とても有名なイヤホンなんですね。
安くても音が良いとネットでは評判です。
(もちろん賛否ありますが)
とにかく安いイヤホンです。
しかし、コレ、買ってはみたものの世間で言うほど音が良く感じられませんでした。
低音は良く出ますがボワボワしてますし、それに影響されて中高域も聴きづらい。
確かに安いけど、そこまで評判になるほど良いとは思えません。
ところが、コイツ化けます。
HA-P5を通すとまったく別のイヤホンになります。
低音のボワボワもなくなり引き締まった感じになりました。
SN比の向上からか中高域も含めて全体的にスッキリとしました。
すごく繊細な音が出るとか、目の前に空間が広がるとか、そんなオーバーなものでは無いですが、単純に聴き心地が良くなりました。
これまでHJE150をバカにしてました。
ネットで高評価してるのも「価格の割には・・・」くらいに思ってました。
ポタアン素人とはいえ恥ずかしい限りです。
まぁこのイヤホンがすごいのか、ポタアンHA-P5がすごいのか分かりませんけど。
というわけで、とあるネットの情報ではHA-P5は音が「薄っぺらい」とか「TEACのポタアンはダメ」とか勝手なこと書かれてますが、そういうことはなさそうです。
少なくとも、「ない」よりは絶対に「ある」方が音楽を楽しく聴けるのは間違いありません。
よく評論の方が「音の厚み」という表現をしますが、それは確かに分かる気がします。
ポタアン無しに戻すと薄くるなる感じが聴き取れます。
ネットの評価は参考程度ですね。
個人の嗜好があるものはアテになりません。
機能についてとか、操作についてとか、発熱とか、不具合とかいうのはネットの情報が頼りになります。
ネット情報だけでモノを買うなら、機能を重点に選んだ方が幸せだと思います。
(機能は裏切らない)
HA-P5は機能的には多機能だと思います。
ヘッドホンアンプという基本機能以外にもたくさんの機能があります。
1.iPhoneやandroidなどのスマホをハイレゾプレーヤーにできます。
2.スマホだけじゃなくUSB-DACとしてパソコンもハイレゾプレイヤーにできます。
(DLNAサーバーやネットワーク対応アンプなどを買うことを思えば、かなり安上がりです)
3.LINE OUTがあるので単体USB-DACとして使用できます。
4.光・同軸デジタル入力もあるので、単体DACとしての利用価値も高いと思います。
5.ヘッドホン出力は4極になってますので、今後グランド分離ケーブルを試したいという要望にも応えられます。
6.USB以外にDC入力を持っているので、家庭での使用時には充電を気にする必要がありません。
現時点で考えられるポタアンのほとんどの機能が網羅されているように思います。
すべてを一気に試すのが大変なくらいです。
これ一台で色んなことができるので、最初のポタアンとしては良い選択肢だったと思います。
もっと上を目指したくなったら、そのときはポタアン初心者を卒業するときですね。
なお、音に関しては出口に近いほど変化が大きいので、イヤホンを替えると一番変化があります。
ポタアンとの相性もあると思うので、どのイヤホンがHA-P5と合うのか、選ぶ楽しみが出来ましたね。
〜さらに追記〜 2016/4/19
非常にたくさんの入力方法があるのですが、もちろん排他仕様です。
同時に2つの信号が入らないようになっています。
接続の優先順位とHA-P5の挙動は次の通り。
1.アナログ ライン入力と光デジタル・同軸デジタルは同じミニジャック3.5mmなので優先順位はない。
(アナログとデジタルは切替えスイッチがある)
2.ミニジャック3.5mmとUSBの両方つないだときは、USBが優先。
(切替えスイッチに関係なくUSBが優先される)
3.USBとMicroUSBの両方をつないだ場合は先につないだ方が優先。
(HA-P5と接続できている方の機器本体のボリューム表示が消える)
※20160426追記
USBを両方つないでポタアンの電源を入れた場合はmicroUSBにつないだパソコンが優先的に接続されます。
4.MicroUSBからの充電は、接続が優先かどうかに関係なくUSB CHARGEスイッチONで充電できる。
(USB側が優先の時はMicorUSB側につないだパソコンの音は出せないが充電はできる)
(MicroUSBが優先のときはパソコンの音も出せるし充電もできる)
5.優先接続やUSB CHARGEスイッチに関係なく、DC INに電源をつなぐと充電が開始する。
なお、出力側は排他になっていません。
ヘッドホンとLINE OUTの両方とも同時に出せます。
(LINE OUTはヘッドホンアンプを通らず、DACからそのままスルーアウト)
直感的に分かりやすい排他処理です。
想定外の挙動がないので使い勝手が良いです。
他に使っていて便利だと感じたのは、USB CHARGEボタンがCHARGEランプのすぐ横にあることです。
USB-DACとして使用中にふと充電しようと思ったとき、手探りでスイッチが入れられます。
細かいことですが、こういうのは意外とうれしいです。
全体的にランプの配置と横のスイッチのバランスも良く、見た目がとてもスッキリしています。

・GAINスイッチが周波数ランプの一番上(176.4/192)と同じ位置
・デジタル・アナログINPUTスイッチが周波数ランプの一番下(DSD 2.8)と同じ位置
・USB CHARGEスイッチがCHARGEランプと同じ位置
ボリュームスイッチも適度に固く、勝手にくるくる回ることはありません。
それでいて片手でも回しやすいように、サイドがトリミングされていて、良く考えられています。
TEACのこだわりを感じるデザインです。
ポタアンは「いかにも男の子向き」のような外観が多いのですが、このHA-P5はOPPOのHA-2と同様、落ち着いた大人の雰囲気です。
年齢も性別も関係なくオススメできる数少ないポタアンですね。

はっきり言って録音では差が分かりません。
録り方が悪いのかもしれません。
あしからず。

このようにMacBookProから音を出して比較です。
最終的にスピーカーを駆動するアンプは中華アンプLepy LP-2024A+です。
スピーカーはメインの自作スピーカーで試聴します。
(録音はTASCAM iM2とiPhone6Plus)
○実験その1 96kHz/24bitのハイレゾ音源
試聴1 ポタアン不使用
再生ソフト:VLC
アナログ(ヘッドホンアウト)からアンプへ

試聴2 ポタアン使用
再生ソフト:TEAC HR Player
USBからポタアンHA-P5へ
HA-P5のLINE OUTからアンプへ

試聴3 ポタアン使用
再生ソフト:TEAC HR Player
USBからポタアンHA-P5へ
HA-P5のヘッドホン端子からアンプへ

※試聴3はおまけです。
HA-P5はLINE OUTが付いてますから、通常はそこから外部アンプをつなぎます。
しかしヘッドホンOUTとはどう違うのか知りたかったので、試してみました。
LINE OUTはHA-P5のボリュームを通らないのでかなりの音量があります。
ヘッドホンOUTの方はボリュームを通ってますので、大きめにしないと音が小さいです。
ボリュームを上げてやればLINE OUTと同じように外部アンプから音が出せます。
ボリュームを何度も通るので音質劣化すると考えるなら、あまり良くないかもしれませんが、個人的には気にならないと思います。
逆はダメですよ。
LINE OUTにイヤホンつないだら大音量で耳を痛めます。
※LINE OUTは3極ですがヘッドホンOUTは4極なんですよね。
まぁこの辺はおいおい比較試聴することにします。
○実験その2 44.1kHz/16bitのCD音源で試す。
試聴1 ポタアン不使用
アナログ(ヘッドホンアウト)からアンプへ

試聴2 ポタアン使用
HA-P5のLINE OUTからアンプへ

試聴3 ポタアン使用(イレギュラー)
HA-P5のヘッドホン端子からアンプへ

※何度も申しますが、この録音ではまったく差が分かりません。
そのうち別の録音方法を考えます。
〜部屋で直に聴いた感想〜
直感としてポタアンが入った方が聴きやすいです。
単純にSN比が良くなるという感じでしょうか。
具体的にどの曲のどの音がどう変わったとかじゃなくて、ずっと気分良く聴いていられるという感じです。
しかしイヤホンほどの差は感じません。
結局は最終出力を担っているアンプの音になるのかもしれません。
今回の場合、LP-2024A+の性能ということでしょう。
このHA-P5はヘッドホンアンプですから、ヘッドホン(イヤホン)に関してはDACからアンプまでこれ一台で完結してます。
ですからイヤホンの場合はHA-P5有無の差が出やすいのでしょう。
前回ブログでiPhone付属のイヤホンでもポタアンの有無は感じられると書きました。

Mac miniとHA-P5それぞれにiPhoneイヤホンを差して聴き比べ
低音がほとんど出ないiPhoneイヤホンでも差が分かるのですが、別のイヤホンだともっと差が出ました。
コレです。
パナソニック RP-HJE150
(一番上の写真のイヤホンもコレです)
とても有名なイヤホンなんですね。
安くても音が良いとネットでは評判です。
(もちろん賛否ありますが)
とにかく安いイヤホンです。
しかし、コレ、買ってはみたものの世間で言うほど音が良く感じられませんでした。
低音は良く出ますがボワボワしてますし、それに影響されて中高域も聴きづらい。
確かに安いけど、そこまで評判になるほど良いとは思えません。
ところが、コイツ化けます。
HA-P5を通すとまったく別のイヤホンになります。
低音のボワボワもなくなり引き締まった感じになりました。
SN比の向上からか中高域も含めて全体的にスッキリとしました。
すごく繊細な音が出るとか、目の前に空間が広がるとか、そんなオーバーなものでは無いですが、単純に聴き心地が良くなりました。
これまでHJE150をバカにしてました。
ネットで高評価してるのも「価格の割には・・・」くらいに思ってました。
ポタアン素人とはいえ恥ずかしい限りです。
まぁこのイヤホンがすごいのか、ポタアンHA-P5がすごいのか分かりませんけど。
というわけで、とあるネットの情報ではHA-P5は音が「薄っぺらい」とか「TEACのポタアンはダメ」とか勝手なこと書かれてますが、そういうことはなさそうです。
少なくとも、「ない」よりは絶対に「ある」方が音楽を楽しく聴けるのは間違いありません。
よく評論の方が「音の厚み」という表現をしますが、それは確かに分かる気がします。
ポタアン無しに戻すと薄くるなる感じが聴き取れます。
ネットの評価は参考程度ですね。
個人の嗜好があるものはアテになりません。
機能についてとか、操作についてとか、発熱とか、不具合とかいうのはネットの情報が頼りになります。
ネット情報だけでモノを買うなら、機能を重点に選んだ方が幸せだと思います。
(機能は裏切らない)
HA-P5は機能的には多機能だと思います。
ヘッドホンアンプという基本機能以外にもたくさんの機能があります。
1.iPhoneやandroidなどのスマホをハイレゾプレーヤーにできます。
2.スマホだけじゃなくUSB-DACとしてパソコンもハイレゾプレイヤーにできます。
(DLNAサーバーやネットワーク対応アンプなどを買うことを思えば、かなり安上がりです)
3.LINE OUTがあるので単体USB-DACとして使用できます。
4.光・同軸デジタル入力もあるので、単体DACとしての利用価値も高いと思います。
5.ヘッドホン出力は4極になってますので、今後グランド分離ケーブルを試したいという要望にも応えられます。
6.USB以外にDC入力を持っているので、家庭での使用時には充電を気にする必要がありません。
現時点で考えられるポタアンのほとんどの機能が網羅されているように思います。
すべてを一気に試すのが大変なくらいです。
これ一台で色んなことができるので、最初のポタアンとしては良い選択肢だったと思います。
もっと上を目指したくなったら、そのときはポタアン初心者を卒業するときですね。
なお、音に関しては出口に近いほど変化が大きいので、イヤホンを替えると一番変化があります。
ポタアンとの相性もあると思うので、どのイヤホンがHA-P5と合うのか、選ぶ楽しみが出来ましたね。
〜さらに追記〜 2016/4/19
非常にたくさんの入力方法があるのですが、もちろん排他仕様です。
同時に2つの信号が入らないようになっています。
接続の優先順位とHA-P5の挙動は次の通り。
1.アナログ ライン入力と光デジタル・同軸デジタルは同じミニジャック3.5mmなので優先順位はない。
(アナログとデジタルは切替えスイッチがある)
2.ミニジャック3.5mmとUSBの両方つないだときは、USBが優先。
(切替えスイッチに関係なくUSBが優先される)
3.USBとMicroUSBの両方をつないだ場合は先につないだ方が優先。
(HA-P5と接続できている方の機器本体のボリューム表示が消える)
※20160426追記
USBを両方つないでポタアンの電源を入れた場合はmicroUSBにつないだパソコンが優先的に接続されます。
4.MicroUSBからの充電は、接続が優先かどうかに関係なくUSB CHARGEスイッチONで充電できる。
(USB側が優先の時はMicorUSB側につないだパソコンの音は出せないが充電はできる)
(MicroUSBが優先のときはパソコンの音も出せるし充電もできる)
5.優先接続やUSB CHARGEスイッチに関係なく、DC INに電源をつなぐと充電が開始する。
なお、出力側は排他になっていません。
ヘッドホンとLINE OUTの両方とも同時に出せます。
(LINE OUTはヘッドホンアンプを通らず、DACからそのままスルーアウト)
直感的に分かりやすい排他処理です。
想定外の挙動がないので使い勝手が良いです。
他に使っていて便利だと感じたのは、USB CHARGEボタンがCHARGEランプのすぐ横にあることです。
USB-DACとして使用中にふと充電しようと思ったとき、手探りでスイッチが入れられます。
細かいことですが、こういうのは意外とうれしいです。
全体的にランプの配置と横のスイッチのバランスも良く、見た目がとてもスッキリしています。

・GAINスイッチが周波数ランプの一番上(176.4/192)と同じ位置
・デジタル・アナログINPUTスイッチが周波数ランプの一番下(DSD 2.8)と同じ位置
・USB CHARGEスイッチがCHARGEランプと同じ位置
ボリュームスイッチも適度に固く、勝手にくるくる回ることはありません。
それでいて片手でも回しやすいように、サイドがトリミングされていて、良く考えられています。
TEACのこだわりを感じるデザインです。
ポタアンは「いかにも男の子向き」のような外観が多いのですが、このHA-P5はOPPOのHA-2と同様、落ち着いた大人の雰囲気です。
年齢も性別も関係なくオススメできる数少ないポタアンですね。
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