MacPro 2009 その5 <MacPro2009にMojaveインストール>

MacPro その5


グラフィックボード(グラボ)を新しくしましたが、ゲームをしない私には有意義な使い道がありません。

そこで唯一の利用価値として、新しいmacOS Mojaveをインストールしました。


それほど珍しい作業ではありませんが、一応流れを書いておきます。





Appleが公開しているMojaveのインストールできるMacは次の通り。


・MacBook(Early 2015以降)
・MacBook Air(Mid 2012以降)
・MacBook Pro(Mid 2012以降)
・Mac mini(Late 2012以降)
・iMac(Late 2012以降)
・iMac Pro(2017)
・Mac Pro(推奨されるMetal対応グラフィックカードを搭載したLate 2013、Mid 2010、Mid 2012モデル)


基本的に2012年より前のMacは対象外ですが、MacProだけは2010年モデルでも対象になっています。
なおMacPro2009は対象外ですが、ファームアップでMacPro2010相当(機種ID:MacPro5,1)にすれば可能です。



ここに書かれている推奨されるMetal対応グラボというのは次の5つ


・MSI Gaming Radeon RX 560 128-bit 4GB GDRR5
・SAPPHIRE Radeon PULSE RX 580 8GB GDDR5
・SAPPHIRE Radeon HD 7950 Mac Edition
・NVIDIA Quadro K5000 for Mac
・NVIDIA GeForce GTX 680 Mac Edition


これらはすべてMacモデルですが、同じGPUを搭載したグラボであればWindows用でも動作する可能性があります。

また上のモデル以外にも、次のGPUを搭載したグラボも動作の可能性があると公表されていました。


・AMD Radeon RX 560
・AMD Radeon RX 570
・AMD Radeon RX 580
・AMD Radeon Pro WX 7100
・AMD Radeon RX Vega 56
・AMD Radeon RX Vega 64
・AMD Radeon Pro WX 9100
・AMD Radeon Frontier Edition


※これらのGPU搭載グラボでも全てが動くとは言えません
  逆にこれら以外にも動作するGPUがあるかもしれません




詳細はこちらを確認してください。

Appleコンピュータ公式ページ
Mac Pro (Mid 2010) および Mac Pro (Mid 2012) に macOS 10.14 Mojave をインストールする
https://support.apple.com/ja-jp/HT208898



私が今回購入したグラボはWindows用の製品で、SAPPHIRE Vapor-X R9 280x 3G D5 というものです。
GPUはAMD Radeon R9 280xになります。
(Radeon RX 560より古く、HD7950 より少し新しいモデルです)

これは上記GPUのどれにも当てはまりませんが、問題なくインストールできました。



SAPPHIRE Vapor-X R9 280X 3G D5 はMetal対応グラボです



AppleによるとMojaveインストール条件として次の要件が書かれていました。


・OS X 10.8以降
・2GBのメモリ
・12.5GB以上のハードドライブ空き容量が必要(OS X El Capitan 10.11.5以降)*
・一部の機能にはApple IDが必要です。諸条件が適用されます。
・一部の機能にはインターネット接続環境が必要です。使用料がかかる場合があります。


OS X 10.8(Mountain Lion)以降という条件は、現在の環境を引き継いでアップグレードでMojaveにする場合です。
クリーンインストールの場合は無関係です。

またApple ID とインターネット接続も インストール時はなくても大丈夫です。



○インストール作業


MacPro2010へのMojaveインストールする際は、まず最初にMetal対応のグラボ以外は外します。




GT120と2枚挿しているとインストール前に止められました。


それから「FileVault」は無効にしておきましょう。


特にWindows用のグラボを使う人には重要なポイントです。
作業中何度か再起動がありますが、画面が表示されないのでパスワードが入力できません。




インストールを始める前にファームウェアのアップデートが行われます。

アップデートは自動で行われるので簡単です。




ただし、この注意書きにあるように、アップデートの途中で絶対に電源を切ってはいけません


途中フリーズしたように思っても最後まで放置して、確実に起動するまで我慢して待ってください。


ファームウェアのアップデート中に誤って電源を切った場合、MacProはただの金属の塊になります。
修理できません。
完全に廃棄処分です。


自分で切らなくても停電などで切れても同じです。
停電の可能性が少ない日に作業してください。

(大雨とか雷とか強風とか、近所で道路工事の日は避ける)


※ファームウェアのアップデートが必要なのは初めてMojaveをインストールするときだけです
  2度目以降のインストール時はファームウェアのアップデートは不要です。

  また、ファームウェアをアップデートしても古いOSXは問題なくインストールできます。




「システム終了」のボタンを押すとシステムが終了して電源が切れます。

完全に止まったのを確認してから、再度、電源ボタンを押したままにします。

ビーーっていう聞きなれないビープ音が鳴ったら手を離してください。

ファームウェアのアップデートが始まります。


ここからはアップデートが完了するまで何もしてはいけません。




いきなりDVDのトレーが出てきても無視です。




しばらくするとトレーは引っ込みます。

そして画面は真っ暗になったりしますが、それでも待ちます。




ここまで来ると一安心ですが、これが表示されるのはMac用のグラボだけです。
(このグラボはEFI化してあるのでMac用と同じになっています)


Windows用のグラボだと Finderが表示されるまでドキドキしながら待つことになります。





ファームウェアのアップデートが完了して、Mojaveのインストールが始まります。



ここからは普通にmacOSのインストールです。

何枚か写真を貼っておきます。









何台かのHDD(ハードディスク)があります。

今回はEl CapitanのSSDにインストールします。



この残り時間3分は嘘です





再起動後に本格的なインストールが始まります。




インストールは30分くらいかかります。





Apple IDは「後で設定」を選んでおけば大丈夫です。




Mojaveになって一番の目新しいのは、このFinderの外観モードの変更です。



こっちのダークの方がMojaveらしい感じがします。



あとは「ユーザー名」と「パスワード」だけを設定して完了です。

住所や電話番号など、無駄な項目は無くなっているようです。

インターネットの設定や位置情報などもスキップできます。





インストール作業自体はこれまでとほとんど同じです。

落ち着いて、画面の指示通りに行えば、特に難しいことはありません。



既存のシステムからMojaveにアップデートした場合は次のような表示が出るかもしれません。



Mojaveになってシステム操作に関連するソフトに許可を与えるような設定が追加されています。

これはメモリーの使用状況を表示するアプリですが、こういう類のアプリやウイルスチェックソフトなどは、個別に許可してやらないとダメです。


ネットから拾ってきた怪しいソフトにシステムを勝手にいじられない為には必要な作業です。

ちょっと面倒ですが、セキュリティの強化なので、最初に設定しておきましょう。





というわけで、MacPro 2009 にmacOS Mojaveをインストールできました。




これがこのMacProの最後のOSアップデートになります。

この次のOSからは完全に切られますし、現在使用中のソフトもすべて使用不可になります。


次はこのMacProを一番快適に利用する環境を探してみようと思います。





この記事へのコメント

この記事へのトラックバック