MacPro 2009 その6 <Windowsを直接インストール>
MacPro その6
MacPro2009へのWindowsインストールを紹介します。
BootCampを使わずに直接Windowsをインストールします。
これによってMacのディスクに手を加えずに、Windwosマシンにできます。

MacProでWindows10
今回はMacProにWindows7をインストールした後で、Windows10へ無料アップデートしています。
(2019年3月)
<用意するもの>
・Windows7のインストール・ディスクとプロダクトキー
ディスクを持っていない人はインターネットからダウンロードして作成できます。
Windows 7 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows7
(有効なプロダクト キーが必要)
・BootCampサポートソフト
BootCampは使用しませんが、Macのハードウェア用のデバイスドライバーが必要な場合があります。
サポートソフトをアップルのページからダウンロードしておきます。
ダウンロード - Boot Camp サポートソフトウェア 5.1.5769(約543MB)
https://support.apple.com/kb/DL1837?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
zip圧縮されているので、解凍してUSBメモリーにコピーしておきます。
(約957MB)
・USBメモリー (1GB以上)
上記のBootCampサポートソフトを入れるために必要です。
・Windowsをインストールするハードディスク(もしくはSSD)
Windowsをインストールするハードディスクを用意します。
最近SSDが安くなっているのでオススメです。

Mac用のSSD500GBとWindows用のSSD120GBを購入しました
<Windows7のインストール>
DVDドライブにWindows7のインストール・ディスクを入れて、MacProをシャットダウンします。
電源OFFなのを確認して、Windowsをインストールするディスク以外全部外します。
サポートソフトをコピーしたUSBメモリーも抜いておきます。
キーボードはMac用のもので大丈夫です。

すべて外して準備万端
キーボードの「C」を押したままMacProを起動して、Windows7のインストールを開始します。

「C」キーを押してDVDから起動させる

Windows7のインストーラーが起動する

インストールの途中で再起動します。

再起動するときは「option」キーを押したままにします

EFIブートローダーを表示させて、内蔵ドライブの「Windows」を選びます。

Windowsが起動して

続きをインストールします



以上でWindows7のインストールは完了しました。
ライセンス認証はインストール後に行いました。

「スタート」から「コンピュータ」を右クリックで「プロパティ」を表示します。

赤丸のところにライセンス認証があります
インターネットに接続した状態で、プロダクトキーを入力して認証を受けてください。
(MacProでもちゃんと認証されます)

ライセンスの認証完了です
MacProだからという特別なことはほとんどなく、普通にWindowsマシンとしてインストールできました。
トラブル回避のコツはMac用のドライブを外しておくことです。
(それと再起動時にoptionキーを押すくらい)
それでは引き続きWindows10へのアップデートを行います。
<Windows10へのアップデート>
Windows10が発表された当初は「無料」アップデートが案内されていたのですが、キャンペーン期間はすでに終わっています。
それでもMicrosoftのホームページからアップデータを利用できたので、紹介しておきます。

まず最初にGoogle Chromeをダウンロードします。
Windows7標準のInternet Explorerでは、なぜかアップデータのページが表示されませんでした。
Chromeを起動してWindows10のアップデータのページへ行きます。
Windows 10 のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

「ツールを今すぐダウンロード」をクリックすると
MediaCreationToolというのがダウンロードできます。
MediaCreationToolを起動するとWindows10のアップデートが始まります。





特に何も問題なくWindows10になりました。

ライセンスの認証も問題なし
以上、Winows10への無料アップデートでした。
※まだ未確認ですが、一度この状態にまで(ライセンス認証済み)できたら、今後はクリーンインストールでも認証されるそうです。
また後日確認してみようと思います。
※BootCampサポートソフトもまだインストールしていません。
特にドライバーで問題は起こっていませんが、こちらも後日確認してみます。
<macOSのインストール>
最後に、macOSを新しく購入したSSDにインストールしました。
WindowsをインストールしたSSDに影響を与えると困るので、SSDを外して入れ替えてから作業します。

macOSのインストーラーはダウンロードで入手しますが、そのままでは新規インストールに使いにくいのでUSBメモリーにしてあります。

このように各OSバージョンごとにUSBメモリーにしてあります。
これは非常に便利なのでオススメです。
※作り方はネットで調べたらすぐに出てきます。
新しく購入した500GBのSSDをいくつかに分割して、色んな種類のOSを切り替えられるようにします。

500GBを4等分して使用
後は「option」キーを押してUSBメモリーから起動するだけです。
macOSのインストールは簡単なので割愛しますが、
OSX 10.6 SnowLeopard
OSX 10.11 El Capitan
macOS 10.13 High Sierra
macOS 10.14 Mojave
の4つのOSをインストールしました。




後は起動時にoptionキーでブートローダを呼び出すだけで各種OSが自由に選べます。
上でWindows10をインストールしたSSDもつなぎ直してoptionブートしてみます。


ディスクのパーティション名をOSの名前にすると便利
これで色んなバージョンのmacOSと同様にWindowsも切り替えて起動できます。

非常に長くなりましたが、MacProにWindowsとmacOSを別々のドライブにインストールする手順を紹介しました。
なお、Windows10のアップデートについてはいつまでダウンロードできるかわかりません。
早めに実行しておいたほうが良さそうです。
MacPro2009へのWindowsインストールを紹介します。
BootCampを使わずに直接Windowsをインストールします。
これによってMacのディスクに手を加えずに、Windwosマシンにできます。
MacProでWindows10
今回はMacProにWindows7をインストールした後で、Windows10へ無料アップデートしています。
(2019年3月)
<用意するもの>
・Windows7のインストール・ディスクとプロダクトキー
ディスクを持っていない人はインターネットからダウンロードして作成できます。
Windows 7 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows7
(有効なプロダクト キーが必要)
・BootCampサポートソフト
BootCampは使用しませんが、Macのハードウェア用のデバイスドライバーが必要な場合があります。
サポートソフトをアップルのページからダウンロードしておきます。
ダウンロード - Boot Camp サポートソフトウェア 5.1.5769(約543MB)
https://support.apple.com/kb/DL1837?viewlocale=ja_JP&locale=ja_JP
zip圧縮されているので、解凍してUSBメモリーにコピーしておきます。
(約957MB)
・USBメモリー (1GB以上)
上記のBootCampサポートソフトを入れるために必要です。
・Windowsをインストールするハードディスク(もしくはSSD)
Windowsをインストールするハードディスクを用意します。
最近SSDが安くなっているのでオススメです。
Mac用のSSD500GBとWindows用のSSD120GBを購入しました
Crucial SSD 500GB 7mm / 2.5インチ MX500シリーズ SATA3.0 9.5mmアダプター付 CT500MX500SSD1/JP
Crucial
2018-01-09

Amazonアソシエイト
Crucial
2018-01-09

Amazonアソシエイト
<Windows7のインストール>
DVDドライブにWindows7のインストール・ディスクを入れて、MacProをシャットダウンします。
電源OFFなのを確認して、Windowsをインストールするディスク以外全部外します。
サポートソフトをコピーしたUSBメモリーも抜いておきます。
キーボードはMac用のもので大丈夫です。
すべて外して準備万端
キーボードの「C」を押したままMacProを起動して、Windows7のインストールを開始します。
「C」キーを押してDVDから起動させる
Windows7のインストーラーが起動する
インストールの途中で再起動します。
再起動するときは「option」キーを押したままにします
EFIブートローダーを表示させて、内蔵ドライブの「Windows」を選びます。
Windowsが起動して
続きをインストールします
以上でWindows7のインストールは完了しました。
ライセンス認証はインストール後に行いました。
「スタート」から「コンピュータ」を右クリックで「プロパティ」を表示します。
赤丸のところにライセンス認証があります
インターネットに接続した状態で、プロダクトキーを入力して認証を受けてください。
(MacProでもちゃんと認証されます)
ライセンスの認証完了です
MacProだからという特別なことはほとんどなく、普通にWindowsマシンとしてインストールできました。
トラブル回避のコツはMac用のドライブを外しておくことです。
(それと再起動時にoptionキーを押すくらい)
それでは引き続きWindows10へのアップデートを行います。
<Windows10へのアップデート>
Windows10が発表された当初は「無料」アップデートが案内されていたのですが、キャンペーン期間はすでに終わっています。
それでもMicrosoftのホームページからアップデータを利用できたので、紹介しておきます。
まず最初にGoogle Chromeをダウンロードします。
Windows7標準のInternet Explorerでは、なぜかアップデータのページが表示されませんでした。
Chromeを起動してWindows10のアップデータのページへ行きます。
Windows 10 のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
「ツールを今すぐダウンロード」をクリックすると
MediaCreationToolというのがダウンロードできます。
MediaCreationToolを起動するとWindows10のアップデートが始まります。
特に何も問題なくWindows10になりました。
ライセンスの認証も問題なし
以上、Winows10への無料アップデートでした。
※まだ未確認ですが、一度この状態にまで(ライセンス認証済み)できたら、今後はクリーンインストールでも認証されるそうです。
また後日確認してみようと思います。
※BootCampサポートソフトもまだインストールしていません。
特にドライバーで問題は起こっていませんが、こちらも後日確認してみます。
<macOSのインストール>
最後に、macOSを新しく購入したSSDにインストールしました。
WindowsをインストールしたSSDに影響を与えると困るので、SSDを外して入れ替えてから作業します。
macOSのインストーラーはダウンロードで入手しますが、そのままでは新規インストールに使いにくいのでUSBメモリーにしてあります。
このように各OSバージョンごとにUSBメモリーにしてあります。
これは非常に便利なのでオススメです。
※作り方はネットで調べたらすぐに出てきます。
新しく購入した500GBのSSDをいくつかに分割して、色んな種類のOSを切り替えられるようにします。
500GBを4等分して使用
後は「option」キーを押してUSBメモリーから起動するだけです。
macOSのインストールは簡単なので割愛しますが、
OSX 10.6 SnowLeopard
OSX 10.11 El Capitan
macOS 10.13 High Sierra
macOS 10.14 Mojave
の4つのOSをインストールしました。

後は起動時にoptionキーでブートローダを呼び出すだけで各種OSが自由に選べます。
上でWindows10をインストールしたSSDもつなぎ直してoptionブートしてみます。
ディスクのパーティション名をOSの名前にすると便利
これで色んなバージョンのmacOSと同様にWindowsも切り替えて起動できます。
非常に長くなりましたが、MacProにWindowsとmacOSを別々のドライブにインストールする手順を紹介しました。
なお、Windows10のアップデートについてはいつまでダウンロードできるかわかりません。
早めに実行しておいたほうが良さそうです。
この記事へのコメント
//macOSのインストールは簡単なので割愛しますが、
//OSX 10.6 SnowLeopard
//OSX 10.11 El Capitan
//macOS 10.13 High Sierra
//macOS 10.14 Mojave
//の4つのOSをインストールしました。
お尋ねしたいのですが、MojaveとHigh Sierraのフォーマットは
どうされましたか? 両OSともAPFS? それとAPFS Retrofit Kit
はお使いでしょうか? El Capitan以下のOSは仮装ディスクの環境
にインストールしておられるのかな?
El Capitan、とくにSierraとHigh Sierraはアプリの関係もあり、どう
しても同居させたくて・・。MojaveとSierraとの同居(起動システムとして)
は諦めています。これができたら最高なのですが。
当方の環境は
MacPro2010 X5690x2, 280X, メインOSはSierraになります。
BOOTロムは最新の 144.0.0.0.0 に変更済み
お暇なときにでもアドバイス願えれば幸いです。
まず4つのOSは500GBのSSDをパーティションで分けています。
仮想環境ではありません。
High SierraとMojaveはAPFSです。
APFS Retrofit Kitというのは使っていません。
普通にインストールするとAPFSにフォーマットされました。
ですから、El Capitanで起動するとドライブは見えませんし、ディスクユーティリティでさわることもできません。
>とくにSierraとHigh Sierraはアプリの関係もあり、どう しても同居させたくて・・。
同居ということがよくわからないのですが、アプリは各OSごとに必要です。
それから同じドライブに複数のOSを入れることはできないので、OSの数だけパーティションで分割する必要があります。
私はデータは別のHDDを入れてあり、これはどちらからでもアクセスできます。
返答になっていないかもしれませんが、参考にしてください。
実は・・令和元年12月17日(本日)、いろいろ情報を集めていたところ、
この記事にたどり着き、なるほどーと読んでいたらHeyという輩が
コメントを書いていて、うん? と思ったらなんと私が書いているでは
ありませんか!? 今回はGTX780(Macロム)のTDPについて調べて
いてココに。前回お尋ねした時に、WEBのURLをBookmarkするの
忘れ・仕事等で忙しくしていて、いつの間にかお尋ねしていたことを
忘れてしまっていた・・あちゃー。まことに申し訳なく思います。
心よりお詫びいたします。
GTX780と280Xの比較の記事はとても参考になります。そうですよね、
780が使えれば(680もそうですが(2GBモデルに限り))SnowLeopard
〜Mojaveまで使えるんですよね。680の場合には「とりあえず」という
表現の方が正しいのですが。
お礼が遅れ本当に申し訳ありません。今回も頂いたレスと共にGTX780の
記事を参考にさせて頂きます。
GW中に、iMac early 2009 にWindowsをインストールしたいと思い、こちらにたどり着きました。サポートも切れた古いiMacですし、Macとしてドライブに残しておく意味もないので、SSDにWindows7をインストールした後、Windows10にバージョンアップし、MacOSの入ったドライブはフォーマットしてデータドライブとして使いたいと考えているのですが、iMacにWindowsのみをインストールした形で運用する事は可能でしょうか?
もちろんメイン機としてではなく、子ども用に動画や音楽視聴、ネット閲覧程度ができればよいのですが。
お知恵をお借りできると助かります。
CDドライブにWindows7や10のセットアップディスクを入れて再起動して、「C」キーを押したままでWindowsのセットアップが始まればインストール可能だと思います。
そうでなければ、SSDドライブをMac用に1パーティションでフォーマットして、それにMacOSをインストールしてからBootCampでWindowsを入れることになります。
BootCampでWindowsを入れても起動ディスクを常にWindowにしておけば、使うときMacを意識せずに利用できます。
かなり難儀しましたがiMacへのWindows10直接インストール完了させました。
iMac2009自体、Windows10のサポート対象外機ですので、ドライバ等の不安もあったのですが、先人達の知恵をお借りしまくり無事運用できています。
iMacをWindowsのみで運用するという考えに至れたのも、こちらのサイトの情報があってこそ。お知恵を頂き本当にありがとうございました。