古いテニスボールの空気入れ(修理)に挑戦してみました
酒飲んで映画を見てるだけでは運動不足になります。
健康のために20年ぶりにテニスをはじめました。
とはいえ20年ぶりですし40歳超えてますから無理はできません。
しばらくは壁打ちで練習です。


家から車で15分くらいのところに県のテニスコートがあって、無料の壁打ちも用意されています。
大会が入っているとそちらが優先ですが、早朝とか夕方は一般の方でも普通に入れます。
20年ぶりなのでラケットも20年前のものです。
さすがにガットは張り替えました。

<手前のは20年前のWilsonハンマー、奥のは30年前のWilsonのStuff>
以前に開封したボールが結構あります。
当然空気は抜けてるはずですが、フェルトはまだ大丈夫ですし、壁打ちくらいなら使えるかもしれません。

というわけで、しばらく壁打ちで試してみたのですが、やっぱり弾みは悪いですね。
跳ねないこともないので、ギリギリ使えますが、できればもう少し弾んで欲しいところです。
新しいボールも一応買ってあります。

4個入り600円くらいなので、気にするほどじゃないですが、やっぱり壁打ちごときで開封するのはもったいない気がします。
そこで、空気が抜けてきたテニスボールの空気入れにチャレンジしてみました。
【用意するもの】
・ソフトテニスのボールに空気を入れる針
カイザーKW-479
(一般的な自転車の空気入れなどで使用できる英国式)
・スプレー缶式の自転車のパンク修理剤
ダイソーでも売ってます(200円するけど)

空気入れの針は大型スポーツ店やホームセンターなどで見つかるかもしれません。
300円くらいのものです。
私の家の近くでは見つからなかったので、送料がかかりますが、ネットで買いました。

Kaiser(カイザー) 空気針 2P 軟式用 KW-479 EU規格
【修理の仕方】
これはもう説明する必要もありませんね。
テニスボールに針を刺して、パンク修理剤を注入するだけです。
修理作業と、修理前後のボールの弾み具合を動画で撮りました。
参考に貼り付けておきます。
「空気入れ作業」
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
YouTubeにもアップしてあります
https://youtu.be/Z1HrA79JkEA
まず、針をテニスボールのフェルトがない部分に差します。
空気が抜けてくるので、すみやかにパンク補修剤を注入します。
ワンプッシュでは少ないと感じたので、2〜3プッシュしておきました。
中から補修剤の泡が噴き出してくるので、手際よく針を抜き取り、穴を指で押さえます。
補修剤で穴が塞がるまで指で押さえます。
(補修剤が効きやすいように穴を下側にします)
だいたい20秒くらいで穴はふさがりましたが、1分近く泡が噴き出してくる球もありました。
すべてのボールを補修し終えたら、空気入れの針を水道水で洗い流し、空気を通して目詰まりを防止します。

<洗った後、自転車の空気入れで針の穴に空気を通しておきます>
「ボールのバウンド量の変化」
補修前後でのボールの跳ね方の違いを見てみます。
できるだけ人為的な差異が出ないよう、ついたての上に置いて落としました。
ついたては高さ190cmです。
カメラ位置が床から50cmくらいなので若干あおり気味で撮れています。
(実際より少し高く弾んだように写る)
○ボールの跳ね方(補修前)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
YouTubeにもアップしてあります
https://youtu.be/UVE-Rd7GqkM
1個目のボールはWilsonです。
ちょうど真ん中の丁番の付近まで跳ね上がりました。
下から90cmくらいバウンドしています。
2個目がDUNLOPです。
丁番より格子2つ分上に跳ねています。
115cmくらいです。
○ボールの跳ね方(補修後)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
YouTubeにもアップしてあります
https://youtu.be/x2HrYzcDQHE
先ほどと全く同じ条件で実験しました。
Wilsonは丁番より格子2つ上まで跳ね上がりました。
115cmくらいです。
DUNLOPは丁番より格子3つ上まで跳ね上がりました。
130cmくらいです。
どちらのボールも修理前に比べると弾む量が増えています。
これはもう成功したと言ってもいいでしょうか?
開封時期が違うのか、それともボールの性質なのか、修理前後ともDUNLOPの方が高く弾みました。
もっとたくさん空気を入れるとWilsonも高く弾むのかもしれません。
テニスボールの公式な規定はこうなっています。
「254cm±0.3cmの高さから落下させて135cm以上147cm以下でなければならない」
今回の実験は190cmからの落下なので、公式レベルにまで修復できたかどうか分かりません。
あくまでも修理前に比べたら高く弾むようになったと言うことです。
壁打ちには大丈夫ですが、コートでの使用時は新しいボールがいいですね。
以上、自転車のパンク補修剤でテニスボールを修理した話でした。
〜後日追記〜
後日、実際に壁打ちで使用してみました。
予想外にイマイチだったので載せておきます。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
壁に当たって跳ね返ったあと、バウンドが非常に悪いです。
少し偏芯しているようで、変に弾んだりもします。
ちょっとがんばってラリーしてみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
出来ないことはないのですが、少しでも球が弱くなると弾みません。
というわけで、今回の実験は「失敗」に訂正しておきます。
今回のボールは空気が抜けたというだけではなく、ゴム自体が経年劣化している可能性があります。
次はニューボールを開封して1ヶ月後くらいに実験してみようと思います。

Kaiser(カイザー) 空気針 2P 軟式用 KW-479 EU規格

Wilson(ウイルソン) 硬式 テニスボール PRIME ALL COURT (プライム オールコート) 4缶 全12球入り WRT102204

ホルツ パンク修理剤 タイヤウェルド (小) (ミニバイク・自転車兼用) Holts MH701

EVERS(エバーズ) 修理剤 自転車パンク修理剤 100ml 10秒注入 空気補填 PN-3
健康のために20年ぶりにテニスをはじめました。
とはいえ20年ぶりですし40歳超えてますから無理はできません。
しばらくは壁打ちで練習です。


家から車で15分くらいのところに県のテニスコートがあって、無料の壁打ちも用意されています。
大会が入っているとそちらが優先ですが、早朝とか夕方は一般の方でも普通に入れます。
20年ぶりなのでラケットも20年前のものです。
さすがにガットは張り替えました。

<手前のは20年前のWilsonハンマー、奥のは30年前のWilsonのStuff>
以前に開封したボールが結構あります。
当然空気は抜けてるはずですが、フェルトはまだ大丈夫ですし、壁打ちくらいなら使えるかもしれません。

というわけで、しばらく壁打ちで試してみたのですが、やっぱり弾みは悪いですね。
跳ねないこともないので、ギリギリ使えますが、できればもう少し弾んで欲しいところです。
新しいボールも一応買ってあります。

4個入り600円くらいなので、気にするほどじゃないですが、やっぱり壁打ちごときで開封するのはもったいない気がします。
そこで、空気が抜けてきたテニスボールの空気入れにチャレンジしてみました。
【用意するもの】
・ソフトテニスのボールに空気を入れる針
カイザーKW-479
(一般的な自転車の空気入れなどで使用できる英国式)
・スプレー缶式の自転車のパンク修理剤
ダイソーでも売ってます(200円するけど)

空気入れの針は大型スポーツ店やホームセンターなどで見つかるかもしれません。
300円くらいのものです。
私の家の近くでは見つからなかったので、送料がかかりますが、ネットで買いました。

Kaiser(カイザー) 空気針 2P 軟式用 KW-479 EU規格
【修理の仕方】
これはもう説明する必要もありませんね。
テニスボールに針を刺して、パンク修理剤を注入するだけです。
修理作業と、修理前後のボールの弾み具合を動画で撮りました。
参考に貼り付けておきます。
「空気入れ作業」
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
YouTubeにもアップしてあります
https://youtu.be/Z1HrA79JkEA
まず、針をテニスボールのフェルトがない部分に差します。
空気が抜けてくるので、すみやかにパンク補修剤を注入します。
ワンプッシュでは少ないと感じたので、2〜3プッシュしておきました。
中から補修剤の泡が噴き出してくるので、手際よく針を抜き取り、穴を指で押さえます。
補修剤で穴が塞がるまで指で押さえます。
(補修剤が効きやすいように穴を下側にします)
だいたい20秒くらいで穴はふさがりましたが、1分近く泡が噴き出してくる球もありました。
すべてのボールを補修し終えたら、空気入れの針を水道水で洗い流し、空気を通して目詰まりを防止します。

<洗った後、自転車の空気入れで針の穴に空気を通しておきます>
「ボールのバウンド量の変化」
補修前後でのボールの跳ね方の違いを見てみます。
できるだけ人為的な差異が出ないよう、ついたての上に置いて落としました。
ついたては高さ190cmです。
カメラ位置が床から50cmくらいなので若干あおり気味で撮れています。
(実際より少し高く弾んだように写る)
○ボールの跳ね方(補修前)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
YouTubeにもアップしてあります
https://youtu.be/UVE-Rd7GqkM
1個目のボールはWilsonです。
ちょうど真ん中の丁番の付近まで跳ね上がりました。
下から90cmくらいバウンドしています。
2個目がDUNLOPです。
丁番より格子2つ分上に跳ねています。
115cmくらいです。
○ボールの跳ね方(補修後)
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
YouTubeにもアップしてあります
https://youtu.be/x2HrYzcDQHE
先ほどと全く同じ条件で実験しました。
Wilsonは丁番より格子2つ上まで跳ね上がりました。
115cmくらいです。
DUNLOPは丁番より格子3つ上まで跳ね上がりました。
130cmくらいです。
どちらのボールも修理前に比べると弾む量が増えています。
これはもう成功したと言ってもいいでしょうか?
開封時期が違うのか、それともボールの性質なのか、修理前後ともDUNLOPの方が高く弾みました。
もっとたくさん空気を入れるとWilsonも高く弾むのかもしれません。
テニスボールの公式な規定はこうなっています。
「254cm±0.3cmの高さから落下させて135cm以上147cm以下でなければならない」
今回の実験は190cmからの落下なので、公式レベルにまで修復できたかどうか分かりません。
あくまでも修理前に比べたら高く弾むようになったと言うことです。
〜後日追記〜
後日、実際に壁打ちで使用してみました。
予想外にイマイチだったので載せておきます。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
壁に当たって跳ね返ったあと、バウンドが非常に悪いです。
少し偏芯しているようで、変に弾んだりもします。
ちょっとがんばってラリーしてみました。
再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら
出来ないことはないのですが、少しでも球が弱くなると弾みません。
というわけで、今回の実験は「失敗」に訂正しておきます。
今回のボールは空気が抜けたというだけではなく、ゴム自体が経年劣化している可能性があります。
次はニューボールを開封して1ヶ月後くらいに実験してみようと思います。

Kaiser(カイザー) 空気針 2P 軟式用 KW-479 EU規格

Wilson(ウイルソン) 硬式 テニスボール PRIME ALL COURT (プライム オールコート) 4缶 全12球入り WRT102204

ホルツ パンク修理剤 タイヤウェルド (小) (ミニバイク・自転車兼用) Holts MH701

EVERS(エバーズ) 修理剤 自転車パンク修理剤 100ml 10秒注入 空気補填 PN-3
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